「お酢の広告に、なぜ私なのだ」ベルばらコラボの電車広告が話題

9時間前

電車の車両をジャックした様子　(C)池田理代子プロダクション／ベルサイユのばら製作委員会

(写真4枚)

今年５０年以上の時を経て劇場版アニメが公開されるなど、改めて注目を集めている不朽の名作『ベルサイユのばら』。そんな同作のキャラクターが関西の電車内や駅構内の交通広告に登場しており、何やらその内容がユニークすぎると話題となった。

その内容は、「オスカル　お酢かえる！？」「マリーアントワネット、略してマリネよ！」などオスカルやマリーアントワネットがダジャレを言ったり、「お酢の広告に、なぜ私なのだ？」と疑問を抱いたりと、斬新かつユニークなもので、拡散された投稿には約１２万人がいいねをするほど反響が集まった。

同広告を掲載した「創味食品」（本社：京都市伏見区）の広報担当者に詳しい話を訊いた。

──とてもユニークな広告企画で話題となりましたが、反響はありますか？

おかげさまで、ＳＮＳや周囲の方々から「電車で見た！」という多くの声をいただきました。今回の広告では、どのようにすれば電車をご利用の方々の目を引き、印象に残るものとなるかを熟考したので、多くの方に話題にしていただけたことを大変うれしく思っています。

──なぜ今回の広告を企画したのでしょうか？

昨年、弊社の新商品「焼肉のたれ二代目」において、肉の部位名を文字だけ大きく打ち出したトレインジャックを展開し、大きな反響をいただきました。その成功を踏まえ、今回の「だしまろ酢×ベルばら」のコラボレーションでも、「ユニークで印象に残るトレインジャックを展開すれば、多くの方に楽しんでいただけるのではないか」と考え、実現しました。

昨年発売された「焼肉のたれ二代目」の交通広告。肉の部位名を文字だけ大きく打ち出してトレインジャック

──劇場アニメ『ベルサイユのばら』とのコラボで、漫画のように読めるものになっているようですが、何コマあるのでしょうか？

広告用のキャッチコピーは全１１種類あります。キャッチコピーは、キャンペーン名である「オスカル、お酢かえる！？」をはじめ、「マリーアントワネット、略してマリネよ」「普段酢革命」など、広告コピーがすべて「お酢」に関連する言葉になっています。

「オスカル、お酢かえる！？」「マリーアントワネット、略してマリネよ！」©池田理代子プロダクション／ベルサイユのばら製作委員会

──全種類見たくなっちゃいますね！

はい。残念ながら今回の掲載は終了してしまったのですが、この記事を見て「オスカル お酢かえる！？」のキャッチコピーのとおり、この機会にぜひ「だしまろ酢」をお試しいただければうれしいです。お料理の味わいが変わり、きっと普段酢革命を起こせると思います。弊社公式サイトにはアレンジレシピを２００品以上掲載しています。

◇

「だしまろ酢」こと、「だしのきいたまろやかなお酢」は全国のスーパーで発売中。

取材・文／野村真帆

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