琴桜らが登場した大阪の「うめきた場所」、約4000人が白熱

19時間前

メインプログラムとなるトーナメント形式による取組

(写真6枚)

相撲イベント『春がキタ!うめきた場所 in グランフロント大阪 2025』が商業施設「グランフロント大阪」(大阪市北区)で、3月2日に開催。力士らによる迫力満点の取組を約4000人の観客が間近で楽しんだ。

◾️土俵の上でのトークショーからスタート

にこやかに話す平戸海関と豪ノ山関

3月9日から始まる『大阪場所』こと『大相撲三月場所』の開幕に合わせて開催された同イベント。昨年、5年ぶりにフルラインアップで開催された際には、力士たちの姿を一目見ようと約3000人の観客が駆けつけていた。

今年のプログラムは平戸海関と豪ノ山関によるトークショーからスタート。好きな食べ物や好きな色をはじめ、体を大きくするための方法や強くなる方法など、会場を訪れた子どもたちからのさまざまな質問に、戸惑ったり、照れたりしながらもにこやかに回答する2人の力士たち。

また、これから始まる大阪場所については、「半年ほど勝ち越せていないので、今場所は二役目指して頑張りたいので応援よろしくお願いします」と平戸海関。また、地元・大阪での場所となる豪ノ山関は、「上位で何回も跳ね返されているので、今場所は大阪でしっかり勝ち越して星を重ねて三役目指して頑張るので、応援よろしくお願いします」と意気込みを話した。

「ちびっこ相撲」では子どもたちの勇姿が見られた

◾️ちびっこ相撲や初切、本気の取組に会場は白熱

横綱「琴桜」をモデルにした床山による髪結いの実演

メインプログラムとなる取組前には、力士らが相撲の禁じ手を見世物として面白おかしく紹介する「初切(しょっきり)」や、大関「琴桜」をモデルにした床山による髪結いの実演など、初心者でも楽しく相撲を学べるプログラムが披露された。

また、子どもたちが力士たちに稽古をつけてもらう「ちびっこ相撲」では、力士に向かって力いっぱい挑む子どもたちの勇姿が見られ、会場は笑顔で包まれた。

相撲の禁じ手を見世物として面白おかしく紹介する「初切(しょっきり)」

そして、メインプログラムとなるトーナメント形式による取組では、力士たちが本番さながらの取組を披露。力士らの迫力ある出立はもちろんのこと、「バチン」と身体がぶつかり合う激しい音や力強い技のかけあいに、会場は圧倒されるるも感動した様子。また琴桜関と豪ノ山関による決勝では力士の名を呼ぶ声や熱いエールが送られるなど、大いに盛り上がりを見せた。

『大相撲三月場所』は3月9日から「エディオン大阪アリーナ」にて開催される。

取材・文・写真/野村真帆

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