巨大水槽も!近大「サラブレット魚」が万博へ、未来の食文化を提案

22時間前

2023年養生クロマグロの剥製。存在感がすごい

(写真6枚)

飲料メーカー「サントリー」(本社:大阪市北区)は、『大阪・関西万博』(4月13日開幕)で飲食3店舗を出店する。なかでも「近畿大学」(大阪府東大阪市)とのコラボ店では、近大マグロなどの「完全養殖魚」や「サラブレット魚」が提供され、新しい食の可能性を発信する。

■ 店内には巨大な水槽も!?

「水と生きる」というメッセージを万博統一コンセプトとし、会場内「ウォータープラザ」エリアの西棟に、「未来型営業施設」と謳った飲食店3店舗を出店する「サントリー」。

「近畿大学」とコラボ出店した「近代卒の魚と奇襲の恵み 近畿大学水産研究所 大阪・関西万博 ウォータープラザ店」は、「人生で初めて食べる魚に出会う」がコンセプトの養殖魚専門店。天然魚が重視される飲食業界において、養殖魚を全面に打ち出した飲食店は珍しい。

同店は、1970年の大阪万博に出店した「キッコーマン水中レストラン」をオマージュ。当時は非常に珍しかった養殖魚を展示し、その後養殖技術の飛躍的な向上に繋げた。今回は店内に水槽を設置し、大学としては世界で初めて完全養殖に成功した「ニホンウナギ」や「サラブレット魚」を鑑賞することができる。

「近畿大学水産研究所」の店内では水槽を眺めながら食事を楽しむことができる
「近畿大学水産研究所」の店内では水槽を眺めながら食事を楽しむことができる

この「サラブレッド魚」とは、同大学が創作した造語。2種類の魚を掛け合わせて、それぞれの長所を引き出した魚種のことを意味している(学術的には交雑魚)。

例えば「クエタマ」。成長が遅く出荷までに時間がかかることから「幻の高級魚」とも言われる「クエ」と、成長の早い「タマカイ」を掛け合わせている。クエのような淡白で上品な味わいでありながら成長が早く養殖効率がいいという点が特徴だ。

「近大サラブレッド魚と近大マグロの紅白手桶寿司」(3600円)
「近大サラブレッド魚と近大マグロの紅白手桶寿司」(3600円)

世界に広まる養殖技術が大阪に本拠地を置く「近大発の技術」であることや、徹底した品質管理をおこなうことで、安心・安全に美味しくいただける完全養殖魚やサラブレット魚が持つ「新しい食の可能性」を世界へとアピールする。

「近大マグロと近大卒の魚 お造り盛り合わせ」(4200円)
「近大マグロと近大卒の魚 お造り盛り合わせ」(4200円)

同店提供されるのは、世界で初めて完全養殖に成功した「近大マグロ」とサラブレット魚3種がのった「近大サラブレッド魚と近大マグロの紅白手桶寿司」(3600円)や、同大学を代表する養殖魚「近大マグロと近代卒の魚 お造り盛り合わせ」(4200円)など。日本食の良さを体感しつつ、養殖魚の味をしっかり堪能することができるラインナップとなっている。

各店営業時間は10時〜21時まで(ラストオーダーは20時)。

取材・文・写真/佐々木早貴

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