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相倉合掌造り集落五箇山
世界遺産に登録されている五箇山の合掌造り集落。茅葺きの三角屋根が特徴の合掌造り家屋は、北陸屈指の豪雪地帯の暮らしを守るため工夫を凝らして建てたもの。江戸中期以降のものが多いが、古い建物は築400年とも。
●南砺市相倉
0763-66-2123(世界遺産相倉合掌造り集落保存財団)
▶通常の見学は8:30~17:00、季節ごとにライトアップを実施
◎新高岡駅から世界遺産バス約60分、「相倉口」バス停下車、徒歩約5分 -
富山市ガラス美術館富山
隈研吾氏の設計による立山連峰をイメージした外観と、開放感のある館内が特徴。現代グラスアート作品が多数展示され、巨匠デイル・チフーリが手掛けた6階「グラス・アート・ガーデン」の作品は必見。
●富山市西町5-1
076-461-3100
▶9:30~18:00(金・土曜は20:00まで) 第1・3水曜、年末年始休 常設展観覧料=大人200円、高校生以下無料
◎富山駅から路面電車、「西町」電停下車、徒歩すぐ -
薬膳の考えに倣い、地元の旬の食材を使った健康膳2,200円~。前日までに要予約。
池田屋安兵衛商店富山
富山を代表する胃腸薬「越中反魂丹(はんごんたん)」を製造・販売する和漢薬種問屋。元は製薬倉庫だった店内では、座売りにこだわり客の体質や症状に合わせて処方する。昔ながらの丸薬製造機で薬作り体験ができ、2階「レストラン薬都」では薬膳ランチも。
●富山市堤町通り1-3-5
076-425-1871
▶9:00~18:00 年末年始休
◎富山駅から路面電車、「西町」電停下車、徒歩約2分 ※レストラン薬都は076-425-1873 11:30~13:30 水曜、年末年始休 -
西町大喜 西町本店富山
富山名物「ブラックラーメン」の元祖。濃厚醤油の真っ黒なスープのラーメンは、ライスと一緒に食べるのがおすすめ。チャーシューやメンマから溶け出す旨みもポイント。
●富山市太田口通り1-1-7
076-423-3001
▶11:00~20:00 水曜休(祝日の場合翌日)
◎富山駅から路面電車、「グランドプラザ前」電停下車、徒歩約3分醤油や黒コショウの濃い味がクセになる中華そば(並)850円。
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標高3003mの雄山をはじめ、北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルート。毎年4月中旬、富山県側の立山駅から長野県側の扇沢を結ぶ全線が開通。冬の豪雪の名残は春の緑の景色との美しい二重奏に。夏は黒部ダムの放水や可憐な高山植物を、秋は山全体の紅葉を楽しめるなど、山上でしか出合えない豊かな自然は感動もの!
6月頃まで雪景色が残る室堂のみくりが池。青く澄んだ火山湖の湖面に、美しい立山の稜線を映し出す。
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立山黒部アルペンルート立山
日本屈指の山岳観光ルートは総延長約37.2km、最大高低差1,975m。立山黒部の雄大な大自然を、ケーブルカーやバス、ロープウェイを乗り継いで気軽に楽しめる。厳しくも優しい自然や黒部ダムを造った人智など、見どころ満載。
●立山町
076-432-2819(立山黒部貫光)
◎室堂へは、富山駅から富山地方鉄道、「立山」駅で乗換立山ケーブルカー、「美女平」駅で乗換立山高原バス、「室堂ターミナル」下車、徒歩すぐ -
黒部峡谷トロッコ電車富山
4月下旬~11月30日運行
宇奈月駅から欅平駅まで全長約20kmを、41のトンネルをくぐり、21の橋を渡りながら、平均時速16kmで走るトロッコ電車。座席は3タイプあり、自然をさらに体感するなら窓のないオープンタイプを。
●黒部市黒部峡谷口11
0765-62-1011
▶9:00~17:00(黒部峡谷鉄道・営業センター) 季節により運行区間・本数などは異なる 乗車料(宇奈月~欅平片道)=大人1,980円、6歳以上12歳未満990円※リラックス客車(窓付き)、特別客車(窓付き)利用の場合別途料金要
◎黒部峡谷トロッコ電車「宇奈月」駅へは、黒部宇奈月温泉駅から徒歩約1分、「新黒部」駅から富山地方鉄道、「宇奈月温泉」駅下車、徒歩約5分宇奈月駅を出発し、いくつものトンネルを抜けると、ヨーロッパの古城のような新柳原発電所など、ダム関連施設や自然の造形美が車窓に次々と。
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建築当初は二重の濠に囲まれていた大伽藍。威容は今なお健在。
瑞龍寺[ずいりゅうじ]富山
加賀前田家3代当主・前田利常が、兄で2代当主・利長の菩提を弔うため約20年もの工期をかけて造営した大寺院。山門から仏殿、法堂の3つの国宝建造物が一直線上に並ぶ禅宗寺院様式の伽藍で、荘厳な法堂には利長の位牌を安置。
●高岡市関本町35
0766-22-0179
▶9:00~16:30(受付は16:00まで) 拝観料=大人500円、中高生200円、小学生100円
◎高岡駅下車、徒歩約10分。または新高岡駅下車、徒歩約15分 -
砂を押し込めて型づくりをする本格的な鋳物づくりの技法に挑戦。
能作高岡
大正5年(1916)創業の老舗鋳物メーカーでは、錫(すず)のぐい吞やペーパーウェイトをつくる鋳物製作体験のほか、職人技を間近で見られる工場見学ツアーも人気。能作の錫の器で味わうカフェも併設。
●高岡市オフィスパーク8-1
0766-63-0001
▶10:00~18:00(カフェのL.O.は17:30、工場見学は9:30~17:00)、鋳物製作体験時間=10:00/13:00/15:00 年末年始休(工場見学は日・祝休、土曜は不定休) ※工場見学・体験は要予約 入館・工場見学無料、鋳物製作体験料=ぐい呑4,000円など
◎新高岡駅から世界遺産バス約13分、「能作前」バス停下車、徒歩すぐ。または加越能バス約25分、「高岡オフィスパーク」バス停下車、徒歩約3分 -
SAYS FARM[セイズファーム]氷見
「氷見の魚に合うワインを造りたい」という思いから始まったワイナリー。自家農園でできるブドウを使った氷見産ワインは、地魚とのペアリングを意識。ショップやレストラン、宿泊施設もあり、ワインが生まれる風土を堪能できる。
●氷見市余川北山238
0766-72-8288
▶10:00~17:00/ランチ(予約制)11:00~14:30、カフェ15:30~16:30、ディナー(3日前までに要予約)17:30~21:00 年末年始、2月休
◎氷見駅下車、タクシー約20分清涼感のある果実味を感じるシャルドネ3,700円や、魚に合うロゼ2,700円もおすすめ。共に750㎖。
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ひみ番屋街氷見
漁師の作業小屋「番屋」をイメージしたフロアに、氷見の魚を使った飲食店や鮮魚店が並ぶ。展望広場から立山連峰を一望でき、源泉掛け流しの天然足湯も併設。
●氷見市北大町25-5
0766-72-3400
▶8:30~18:00(飲食施設は11:00~19:00) ※施設・店舗により異なる 1/1休 ◎氷見駅からバス約12分、「ひみ番屋街」バス停下車、徒歩すぐ -
木のぐい呑み作り体験井波
実際に職人が使用するノミを使い、ヒノキのぐい呑みづくりを体験。体験後は、つくったぐい呑みを持って[若駒酒造]で地酒を試飲してみよう。
●開催場所=黒髪庵
※井波交通広場観光案内所(南砺市山見956-1)で集合
0763-62-1201(南砺市観光協会)
▶体験時間=10:00~16:00 ※2人以上で3日前の16:00までに要予約 体験料=3,000円
◎井波交通広場へは、新高岡駅から加越能バス約60分、「井波中央」バス停下車、徒歩すぐ -
青貝塗を手掛ける武蔵川工房の4代目、武蔵川剛嗣さん。膠(にかわ)を接着剤にして薄く削った貝片をガラスに貼り付けていく。顔料を使った貝の着色加工も高岡の伝統技法だ。
「漆器の魅力は手触り」と話す塗師の斉藤慎二さん。作業前に和紙で漆を漉すことでわずかなほこりの混入も防ぐ。青貝の上から丁寧に塗りを重ね、深みのある漆黒を生み出していく。
天野漆器高岡
明治25年(1892)創業、家具調度品からテーブルウェアまで幅広い漆器製品を手掛ける老舗。併設のショールームでは、螺鈿ガラスに水を入れて模様の変化を確かめることも。現代のライフスタイルに合わせたDENシリーズや富山をモチーフにした杯なども展開。
●高岡市波岡245
0766-23-2151
▶9:00~17:00 土・日・祝、年末年始休
◎高岡駅からバス約10分、「高岡商業高校前」バス停下車、徒歩すぐ金杯(万華鏡シリーズ)・桜各8,800円。